ココがダメだよ,裁判員制度!
裁判員制度って知ってますか?
裁判員制度とは,くじで選ばれた「あなた」が刑事裁判に参加して,被告人が有罪か無罪か,どのような刑にするのかなどを裁判官と一緒に考える制度です。
なんでこの制度が作られたのかというと,一般市民が刑事裁判に参加することにより,裁判が国民にとって身近で分かりやすいものになって,司法に対する国民の信頼の向上につながるから,だそうです。
言い換えると,今の裁判が,国民に分かりにくく,司法が国民に信頼されていないということですね。
信頼されていないという面では,裁判官の感覚が,一般市民の感覚とかけ離れているので,国民の感覚を裁判にとり入れるということも言われています。
確かに,今の裁判は国民には分かりにくいかもしれないし,裁判官の中には,一般市民の感覚とかけ離れている人もいるかもしれません。
しかし,だからといって,今の時期に,この日本で,裁判員制度を実施する必要性がどのくらいあるのか,という,裁判員制度反対派ももちろんいるわけです。
今回は,あなたが裁判員として参加するかもしれないこの制度に対して,「ここがダメだよ,裁判員制度!」というテーマでお送りしましょー
1 国民の代表である国会議員が成立させた法律なのに,国民の多くが反対しているという点
裁判員制度は裁判員法(略)という法律を基本にして行われるんです。
そして裁判員法を成立させたのは,国民の代表である国会議員なんです。
しかし,その国会議員を選んだ国民の多くが裁判員制度に反対しているというところに大きな矛盾を感じるわけです。
「何のための国会議員か!」って思いません?
しかも,そんな国民を納得させるために,莫大な広告費を使っているっていう・・・
逆じゃっちゅうねん!
国民総意の要請に基づいて国会議員が法律を作るんじゃないの?
2 裁判員制度を行うには,莫大な予算が必要であり,それは国民から集めた税金から捻出されているという点
裁判員制度は全く新しい制度なので,これをやっていくには,人の補充,物の補充など,莫大な予算が必要なんです。
しかし,裁判員制度の予算には,この制度を望んでいない多くの国民から集めた税金があてられることになりますよね。
「なんで?」と思いませんか?
僕らは裁判員制度を望んでいないのに,強制的に,「金払え!」ってお金を払わされてることになります。
お金が有り余っているならともかく,ここは借金大国日本です。
借金で首が回らないのに,誰が『必要のない大きな家』を買いますか?
そんなの破産するのが明らかに目に見えてますよ。
社会保険庁の問題で,さらに予算が必要になってるっていうのに…
3 国民の感覚を裁判にとり入れると言いながら,裁判で参考にするのは,今までの裁判の前例である点
国民の感覚をとり入れるのなら,裁判員には,白紙の状態で判断してもらうのが筋ですよ。
しかし,実際には,「このくらいの罪ならだいたいこのくらいの刑です。」という資料を集めて,それに基づき行われるとか。
「それじゃあ裁判員がいてもいなくても同じじゃん!」って思いません?
4 控訴すると,今までどおり3人の裁判官のみで判断される点
そしてさらに,裁判員裁判の判決に対しては,もちろん控訴ができます。
控訴すると,高等裁判所での裁判になりますが,高等裁判所では3人の裁判官のみで裁判されます。
裁判員制度で下された判決が,高等裁判所でまるっきり逆転される事もあります。
ってことは,その高等裁判所の判決は,国民の感覚も反映されていないし,国民に身近ではないということになるのでしょうか?
裁判員制度による判決が控訴になればなるほど,「税金使うだけ使っておいて,国民の感覚も反映されてないし,国民に身近にもなってないじゃないか!」なんていう単なる税金の無駄遣い状態になってしまうんですよね。
控訴するのは被告人の権利なので,それを制限するわけにはいかないですしね…
「・・・・・・・・・」
考えれば考えるほど,言葉が出ません。
国会議員はきちんと審議したのかどうか,ものすごく疑問を感じます。
お金持ちならともかく,こんな制度やら社会保険庁のずさんな態勢のために,「増税!」って言われたら,納得できますか…?
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